0123 Mille Nuits その2

「お店ができるまで(ミルニュイ)」

Introduction

オーナーWさんは新しいお店を構えるにあたって、素敵な想いを胸に抱いていました。それは「飲食の文化を富士に根付かせ、若い人に夢を持たせられるような開拓者になりたい。」ということ。みんなでわいわい楽しく飲むというだけではなく、ひとりでも2人でも気軽に立ち寄ってゆったりしながらカクテルを楽しむことのできるそんな空間作りをしていきたい。お店の名前はグラスの名前でもある「ミルニュイ(千の夜)」。私たちはまず、Wさんとのヒアリングをもとにストーリーをつくり、ヴィジュアルイメージから練り上げていきました。


Visual Image (Idea)


A案:キーワードは現実と日常。ストーリーは夕方から夜にかけて街頭がほのかに付き始める頃、マルボケを背景に30~40代の夫婦がゆっくりとあるきながらバーへ入っていくまでの情景を描いています。

B案:キーワードは非現実、非日常、夢。フランスからの留学生と日本の女の子の澄み切った冬の夜のお話。ミルニュイで遅めのクリスマスを祝います。

B案のお話にオーナーのWさんを「バクのウェイター」として登場させました。千の夜には人それぞれさまざまな夜があるはず。素敵な夜、冴えない夜、いつもどおりの夜、そして悲しい夜。お客さんに対する心遣いや、思いやりといった心を強く持つWさんは、人の悪い夢を食べて生きる架空の生き物「バク」のようです。そこからヒントを得てさりげなくストーリーに取り入れました。

mille_001.jpg

(左A案、右B案)

Logo

ヴィジュアルイメージのA案とB案両方をオーナーが気に入って下さり、マルボケの幻想的なイメージを残しつつ、どこかシュールな印象を「Little French」と「Old & New」をテーマに、空間やグラフィックに形に起こしていきました。窓口の広いお店を目指しているが、特別感は保ちたいとい。また、ロゴマークには「親しみやすく目印になるもの」という希望でした。マークのないロゴタイプ、夜空をモチーフにしたもの、動物のバクをモチーフにしたロゴなどをご提案させていただきました。


mille_002.jpg

バクをモチーフにしたロゴに案が絞られ、この時点でショップカードやDMに展開し、また買い付けてきたお店の内装用家具や、模型からイメージを具体的にして提案しました。

A案
葛飾北斎画を参考にし、本来の伝説の獏に近づけました。柔らかい細い線で描写することによって、透明感をだし、主張しないかたちにすることでバーテンダーとしてのお客様への想いと慎ましさを表現する案。書体はパリメトロの案内などに使われるフォントを用いました。

B案
架空の獏のモデル、といわれている動物のバクをモチーフにしました。バーという印象を前面に出さず、かわいらしさを併用し厳粛なイメージを和らげる案。バーテンという位置を主張した伸ばしたネクタイが
チョコレートに見えるとのご指摘を頂きました。

完成は富士市本町「ミルニュイ」にて!

mille_003.jpg



  • main
  • Blog Top
  • space
  • graphic
  • product
  • profile
hr
  • topics
  • profile
  • staff
hr
  • facebook
hr
  • atree